「滝本竜彦『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 』読了」的な

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

「ごめんなさい。やっぱり私はあいつと戦います」平凡な高校生・山本陽介の前に現れたセーラー服の美少女・雪崎絵理。彼女が夜な夜な戦うのは、チェーンソーを振り回す不死身の男。何のために戦っているのかわからない。が、とにかく奴を倒さなければ世界に希望はない。目的のない青春の日々を“チェーンソー男”との戦いに消費していく陽介と絵理。日常と非日常の狭間の中、次第に距離が近づきつつあった二人に迫る、別れ、そして最終決戦。次世代文学の旗手・滝本竜彦のデビュー作、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

面白かった。
ただヒロインと主人公がチェーンソー男と戦う話というとても単純なストーリーなんですが……。
そんな単純なストーリーがものすごく面白かった。
これは角川学園小説大賞の特別賞をしている言わばライトノベルなんですが、良い意味でラノベっぽくない感じがしました。なんか超越してるっていうか。
あと『NHKにようこそ!』の岬ちゃんもそうだけど滝本先生が書く女の子はすごく可愛い気がする。っていうか可愛い。
絵理ちゃんがものすごく可愛い。下宿のお姉さんはもっと可愛い。