「『少年になり、本を買うのだ』を少しずつ読んでる」的な
少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記 (創元ライブラリ)
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/08/30
- メディア: 文庫
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ありがたいことにリアルが忙しいので(だけどそんなにいいもんじゃないです)寝る前の数分の読書が楽しみの一つです。
というわけで桜庭一樹先生の読書日記をちょこちょこと超スローペースで読んでおります。
というか「俺」(=桜庭一樹先生)がちょくちょく可愛いぞ? 鳥取の実家で父親から犬と呼び間違えられてたそがれてたり、母親の言葉を不思議に思いながら一人でしゃくしゃく梨を食べてる「俺」を想像するとなんだか可愛く思えるのでした。
そして担当さんにホストクラブについて尋ねられたときの桜庭先生の言葉。
「桜庭さんってホストクラブ行かないんですか」
「行かないですよ」
「どうして」
「初対面だから」
「でもホストクラブで会う人って、初対面じゃないですか。わざわざ出かけていって、お金を払って、初対面の人とあたりさわりのない話題をする苦労の意味が、正直、一欠片もわかりません」
(桜庭一樹『少年になり、本を買うのだ』)
……よくぞ言ってくれた!
っていうかこういう考え方してたのは僕だけじゃなかったのか。なんかちょっと感動。
僕がキャバクラ的なところであったり、メイドさんが話相手をしてくれる系のお店に抵抗があるのも桜庭先生と同じ理由だったりするのです。
けど実際にそういうお店が成り立っているってことは僕みたいな考え方はきっと少数派なんだろうな。きっと。
絶対に人見知りじゃない人の方が人生を楽しく生きてるよね。
だけどいつもこんなことをいいつつ人見知りを直そうとしない僕はなんだかんだで今の生活が気に入ってるんだろうね。きっと。
たぶんキャバクラとかよりも楽しいことは世の中に一杯あるよ。きっと。
あと『龍が如く2』でキャバクラはもう行き飽きました。ありがとうございます。
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: Video Game
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