「『オトナ帝国の逆襲』を見た」的な
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2002/11/25
- メディア: DVD
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素晴らしい映画だったの一言に尽きます。本当に良い映画だった。
僕は中盤のしんのすけの父ひろしの回想からラストまでずっと泣きっぱなしでした。
昭和の時代を生きていた僕の親の世代とかがこの映画を見て泣くのはわかりますが、昭和生まれで物心ついたら平成だった僕が何故泣いているのか。それは僕が大人と言われる年齢のはずなのに未だに子供だからという点にあると思います。
一般的に22歳というのはたぶん大人の部類に入ると思いますが、僕自身はやっぱりまだまだ子供だと思ってしまうのです。未だに親に甘えて生活してるし、バイトもしていなくて社会経験もない僕はやはり自分を子供だと思ってしまっているのだと思います。またどこかで「まだ大人になりたくない自分」というのがあるのだと思います。そして未来に希望を持っていないのもまた事実です。
たぶん作中の大人達はみんな僕と同じような気分だったと思います。いつまでも子供でいたい。自分達が子供だった昭和の時代にいつまでも留まっていたい。そんな思いで大人達は20世紀博にはまってしまったのだと思います。
しかし、そんな未来に希望が持てない現在で野原ひろしは21世紀を生きることを選びます。そしてしんのすけも「大人になりたい」と言うのです。
そこで僕は涙が止まらなかったわけです。「いつまでも子供でいたい」と思っていた僕にとって、野原ひろしと野原しんのすけが輝いてみえたわけです。ものすごくかっこよかったわけです。
やっぱり僕はいつまでも子供のままじゃダメだなと思いました。いつか僕は野原ひろしにならないといけないんだなと思いました。
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』はガチでおすすめです。とりあえず一回見て欲しいと思います。
僕もたぶんあと一〇回はこの映画を見ると思います。そうしたら見るたびに僕は泣くんだろうなあとか思います。
とりあえず今の目標は野原ひろしみたいな大人になる。ただそれだけです。