「『きみといると』の二巻を読みました」的な

きみといると2(アクションコミックス)

きみといると2(アクションコミックス)

ピュアすぎる。ピュアすぎて死んだ。3回ぐらい死んだ。
もうなんだろうね。よくわからねえや! ピュアすぎて!
と全く感想になってないので少し真面目に書きます。
言ってみれば普通の男の子と普通の女の子が普通に恋をするだけの話です。けどありきたり感を全く感じさせないのがこの漫画のすごいところだと僕は思います。ここまで恋愛そのものをまっすぐに書いている漫画はそうはないと思います(少なくとも少年向け、青年向けの漫画では)。二人の恋愛を邪魔する障害の要素が一切ないのもすごいと思う(三角関係になったりとかヒロインが病気になったりとか)。そして少年向け恋愛漫画にありがちな「エロ要素」または「ちょいエロ要素」もありません。本当に純粋に恋愛をしている二人なわけです。こういう漫画は逆にめずらしいのではないでしょうか。話もキャラクターもシンプルだからより感情移入ができるのだと思います。
あとヒロインの春ちゃんがものすごくかわいい。バイト先の喫茶店のエプロンの紐を前の方で結んだりとかの細かい要素がすごく可愛い。(そんな細かいところで萌えているのは僕だけかもわかりませんが)
あとマスターがすごくいい人だ。物語に出てくる喫茶店のマスターは基本的にすごくいい人な気がします。この作品のマスターも例外じゃなくいい人です。『魔女の宅急便』のパン屋のご主人くらい(おソノさんの旦那さん)的な感じのいい人ですたぶん。
このまま何事もなく二人が恋愛してて欲しいなあ……と一読者として勝手に思ってます。