「『アクセル・ワールド１』読了」的な

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

電撃小説大賞の大賞受賞作です。
友人から「アクセル・ワールドは半端ないらしい」と言われてたので読んでみたら、半端なかった……これはやばいです。
バーチャル世界を舞台にしたバトル物とでも言えばいいでしょうか。僕は普段あまりバトル物は読まないんですが（主食がラブコメな関係で）、格闘ゲームを題材にしていているので面白く読めました。
そしてラブコメ要素もありました。幼なじみと先輩という王道的なヒロインですが、これがなかなか良かった。
設定が作り込まれているんですが、さきほども書きましたが格闘ゲームを題材にしたバーチャルものだったのでわかりやすかったと思います。
文章力も申し分ないです。とにかく熱く、王道って感じですが、途中でドラえもんネタが入ってたりとか遊ぶところは遊んでる感じでこの作者の文章に好感が持てました。
とにかく面白かったです。さすが大賞作品といった感じです。電撃で大賞取りたかったらこのレベルの作品を書けということですか……。